社員のNさんから、データ整理の複雑な方法を教わる。なぜかITの会社に派遣されてしまったが、私はパソコン初心者レベルなのでついて行くのが大変だった。さすがに眠くなる余裕はなかった…。

昼はコンビニ弁当、夜はジャズダンスのレッスンに行く前に、既に遅れていたので駅のファーストフード店で「ガーデンチーズバーガー」をコート着たまま急いで食べた。

私はずっとこういうたべものを食べることができなかった。そう遠くない昔、かなり長きにわたって、私は摂食障害者(拒食)だった。私は甘いものに依存し、アイスクリームを食べるために拒食していたようなものだったので、それ以外には低カロリーのものだとか、とにかく食べられるものが限られていた。

ふつうお腹がすいたら何か食べるが、拒食症者にとってそれは「禁じ手」なので、「空腹であることを忘れる」「空腹でないことにする」「空腹は辛くないことにする」ためにあらゆる手を使う。今だからわかるが、それはものすごく疲れ、エネルギーを奪われる作業だった。
もちろんそうする必要が当時はあったのだが。

私にとってたべものを無造作に買い、無造作に食べるというのはそれほど特別なことなのだ。今こういうものを食べていると、自分がどこに行っても生きていけるような気がしてくる。たかがジャンクフードであっても、それは私にとって勝利。私はたべものから解放された! でもそれでばら色に幸せかというとそうではなく、それも寂しい。病気とはいえ長くともにあったことが失われることは切ない。

「だった」といちおう過去形で言ってみたけど、たべものはともかく、まだまだ一緒にもってる部分はあります。完璧主義とか、人に緊張したり、めんくいとかさ(これは関係ないか…)。

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