病を眠る
2002年12月13日夜、「セクシャリティ」をめぐるワークショップに参加した。そこでのワークで昔の、病気が重かった頃の自分を思い出した。
その時の自分には病気に没入することのほうが、おそらく回復に向かうことよりも必要だったのだと思う。「病気」を眠っていたようなものだ。眠っている人に何を言っても通じるわけがない。私は眠っているときにただ何も言わずにそばにいてくれる人がほしかったけれどそれは叶わなかった。
その時の自分には病気に没入することのほうが、おそらく回復に向かうことよりも必要だったのだと思う。「病気」を眠っていたようなものだ。眠っている人に何を言っても通じるわけがない。私は眠っているときにただ何も言わずにそばにいてくれる人がほしかったけれどそれは叶わなかった。
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