名前もなく

2003年1月28日
仕事の帰りに、自分がかつてメンバーであった自助グループの委員会に行く。あるプロジェクトの運営委員になっているので。でもうつなのと眠いのとでぼけぼけ。何しに行ったんだかわからん。そういう私を置いて会議はさくさくと進んでいく。楽だけどそういうのもちょっと寂しい。

私はいまだに「こんなに辛くて寂しい思いをするなら生まれてこないほうがよかった」とか思っている悟りのないやつだが、それでも「摂食障害」は私にとってリアリティが薄れてきたんだなと皆のみずみずしい発言を聞きながら思う。そういうのも寂しい。いまあるのは名前のない寂しさ。ほんとうにひとり。

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