会社はこれから忙しい波をかぶりそうで不気味である。いつのまにかいくつもの案件が同時に進行することになっていそうな…。

今は派遣社員として会社に週4日行き、頼まれれば退社後や休日を使って翻訳をしている。「時間が足りない」のだが、1年前まで私の生活は決してこうではなかった。

ひとり暮らしをする前、在宅で仕事をしていた頃は仕事もいつもあるわけではなく、かなり暇だったし、うつや症状も強く不安のうちに家にいることが多かった。

平日の日中、家にいるといつもどこかで工事している音が聞こえた。それを聞くと「仕事をしていない自分」という身分がなおさらこたえた。

今日、昼休みに一服しようと、会社のあるビルの中庭のベンチに腰掛けていると、やはり工事の音がどこかでする。

今の状態がいつまで続くかわからない。
家でお昼を食べて、どこかでやっている工事の音を聞いているうち、することがないので寝てしまう…というような温かいぬかるみのような時間にまた戻ることもあるのかもしれない。

いつかまたそうなったとしても、私はそれを以前ほど不安には思わないだろう。今の状態がかなり満足できるものだとしても、それはかつて「ぬかるんでいた」自分があってこそのものだと思うから。

何度ぬかるみに戻っても、そこに好きなだけとどまって、そして抜けるだろうと、根拠は無いけれど思う。

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