ぶっちゃけた話、私は「結婚情報サービス」というものに入っている。そこは会員になるとコンピュータで選んだ「お相手」のプロフィールを毎月送ってきたり、会員同士のパーティに参加できたりする。その「お相手」とは双方の同意があれば連絡しあって会うことができる。

K君とはそこが開いたとてつもなく大きなパーティで、煙草の火を借りたのが縁で出会ったのだが、いわゆる「条件」(年齢とか学歴とか年収とか)的にはことごとくマッチングしないという「お相手」なのだ。コンピュータでひき会わせるところにいながら、こういう人と出会ってしまうのがいかにも私らしくて、泣き笑いである。

私はお互いに他の「お相手」とも会いましょう、という意味で、K君に「いろんな人と会ってね」と言い、それはお互いに了解しているつもりだった。今まで誰からも声がかからず暇していた私のところに、今月になって何人かの男性会員さんからお呼びがあり会ってみることになり、先日それをK君に話したらぱにくっていて、慌てた彼を見た私も「え?え?そうだったの?」とぱにくり気味なのだった。

(そしてやっと本題)
今日、その「お相手」のひとりと会ったのだが、お酒が入ると陽気で話好きのおじさん。私もおばさん世代ですから同世代。その人は「あそこの交差点に? あるビル? あそこなんですかねえ」みたいないわゆる「語尾上げ」と、意味なく「意外と」を頻発するしゃべりがまあ何というか印象的過ぎる人だ。その人もその人らしい夢があるのでしょうが、そこに合う「お相手」は私ではない、ということをお互いに心の底から確認した(たぶん)ことはおくびにも出さず、本日のお礼を言って別れた。どこがマッチしてたの?ちゃんちゃん。

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