今夜は

2004年2月23日うつもの

爪の切りくずのような細い月が出ていた。「ピンクのマニキュアを塗った爪が桜貝みたいだから、切りくずを小さなびんに詰めてとっている」少女の話をものすごく昔に少女漫画で読んだような気がする。

仕事はスローだが、そのかたわら翻訳の調べものがはかどったので満足。そして本当にお仕事で某巨大掲示板（ぎこねこ、とかいる所）のオーディオ板を見ていたが、通な人同士の素直な意見の交換（煽りなし）というのは好ましい。私にはまったく縁がないが、高級なオーディオで音楽を聴くとうっとりするような音が出るらしい。いいなあ。そんな名機のオーディオセットをもった人のところに嫁にいきたい。

けれども、でもやっぱり抗うつ薬（だか抗不安薬だか）の助けを借りながらこの先ひとりで生きていくことも考えておいたほうがいいのかなとも思う。やはりそれほど現実的にはなれないし。ひとりならば踊りを続けるのも自由だ。