会議にでる日本の私
2004年4月15日またしても不毛な部会の日。社長が私がいる部署の長も兼ねているのだが、トップが現場のことにいちいち口を出すような組織変更は末期的ではないですか。元・部長は社長の犬…いや、犬呼ばわりは犬に失礼だからやめといて、ともかく条件反射のごとく社長の言うことにすぐさま激しく同意する。社長のなかには聴衆を必要とするタイプの人がいて、この社長も同じく嬉しそうにパワポで作ったフローチャート(グラデーションつき)でなんだかの理念を説こうとする。あのあのその時間に作業したいのですが。この部会があるといつも心で「おー人事おー人事」と唱えます。しかし私も亀の甲年の功なので日本のお仕事というものにはこういう無駄っぽさ、くだらなさに耐えることも含まれているのだということを既に知っております。日本株式会社に研修に来ている外人の気分でエキゾチックなこの会議を乗りきりましょう。終わったあと隣席の子がメッセンジャーを飛ばしてきて「今の会議、すごい無駄パワーで疲れた」だって。何もしてないのに不思議と人を疲れさせるこの無駄パワー、あなどれません。
コメント