こんばんは。名盤アワーの時間です。「音で聴くデヴィッド・ボウイのたましい」…失礼千万なことに画像が出ないのですが(怒)…その第10回は待望の「ステステ」こと"STATIONTOSTATION"です

これが世に出た当時の1976年、ちなみにリアル中坊であった筆者の耳は「ゴールデン・イヤーズ」さえ受け入れられない未熟な「洋楽耳」で、カーペンターズやアバなどもっぱら流行りのポップスばかりを聴いており(とはいえカレン・カーペンターの生き方はロック)、そしてこれを書いている現在、アパートの隣室からはなぜかいまどきプログレみたいな音がする…というのはさらにまったくどうでもいいことです。

さてきりっと端的に言いましょう。これは素晴らしいです。「ステステ」に先立つ「ヤング・アメリカンズ」はタイトル曲や大ヒットした「フェイム」など名曲が含まれた、もろソウルフルな愛すべきアルバムですが、ややスタイル負けの感もあります(その辺もブラック・ミュージックへの傾倒ぶりが伺われてかわゆいですが)。またあまりにソウルの濃度を出してしまうと、ボウイの声のよさが発揮されないようにちょと感じたわけですが、こちらの「ステステ」は前作の硬さがとれて、(言うのもおこがましいですが)ファンキーななかでも、よりボウイらしいです。筆者はもはや…えーと、キャリア何十年だっけ、40年?…変化に変化を重ねるボウイの音楽は「ロック」というより「デヴィッド・ボウイ」というジャンルではないかと思っていますが、なかでもこーゆーよーな配合でソウルが入った音は個人的にまさしくツボです。めちゃくちゃかっこいいです。どきどきどきどき。

…さて、名盤アワー次回その11は、「ロウ」の登場です。「ステステ」から「ロウ」のあたりご本人はコカインに耽溺してみたり契約問題がこじれてみたりで精神的に「ロウ」だったから「ロウ」なのだ、というきわめてわかりやすい話はほんとうなのでしょうか。どうぞお楽しみに。それではさようなら〜

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