ニートな人々

2004年6月4日
今朝テレビを見ていたら、「ニート」と呼ばれる若者たちの話をしていた。これは「雇用もなく、学校にもいかず、職業訓練も受けていない。つまり何もしない人たち」のことで、求職意欲もなく、「失業者」とは区別して「無業者」というそうだ。この若者たちは日本で60〜70万人いると推計されているとか。そ、そんなに…?

そういう人々がなぜ「かっこいい、こぎれいな」のかと思ったら、その
neatではなく、「Not in Employment, Education or Training」の略としてNEETなんだそうだ(英国の労働政策の中から生まれた言葉)。

その番組でニートのひとりである若者が「会社員に比べて自分は勝っていると思う。働いたらおしまいだ」というようなことを言っていた。なんじゃそら。「勝ち負け」が意識にある時点で、この人は既に自由でないと思うのだが。

私もほぼひっきーだった期間もあるし、今でも大して稼いでいないから、偉そうなことは言えないですが、そんなに無理して「自由」のふりをするより、世の中には案外いろんな仕事があるんだから自分にあったこと何か探してみればいいのにーと思う。「枠」にはまってみたところで、自分って壊れるものではないはず。壊れるのも一興、また直せる。

はっ。「自分にあったこと何か探してみれば」な〜んて私が言っているなんて。その昔(というか最近まで)自分がうろうろしていた頃、「簡単に言うなよ」って、そう「説教」する人に対して思っていたのに。確かに簡単には見つからなかったりするのだが、それでもその過程であきらめがつくなり、予想とは違うが自分向きのところに流れついたりするので、せめて探してみる気にならないことには始まらないのだ(若者に説教したいお年頃なのね、ふふふ)。

そしてプチプチ労働者である私のおうちに、とうとうDVDプレーヤー様が来た! 実家で使っていない大きめ画面のテレビも一緒に来た。このサイズなら映画のエンドタイトルが読めるさ(それが普通だけど)。味わうのは先になりそうだけど、幸せ〜。

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