原作本、絵画展と済ませたので(別に深い思い入れはなかったんですけど)、完結させるべく映画を観た。キャストはぴったり(フェルメール→コリン・ファース、少女→スカーレット・ヨハンソン)、フェルメールの色調をひきたてる、抑制的な世界を苦心してつくりあげたかのような映像もなかなか美しい。…のですが、原作をいわば「優等生的に」映画にしたような印象も受けた。原作も「官能のなんたら」ではないにせよ、画家とモデル(主人と使用人)という関係になぜ奥方があれほど嫉妬したか、というのがわかりにくいのでは。あと音楽の使い方がちとうるさいです。

暑くてじたばたする。一体わたしにどうしろと。夏に建設的なことができたためしがない。かきんと涼しいところにわが身を転送してもらえたらねえ。

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