昨日観た「誰も知らない」の続き。あのまま大きくなると、子どもだけではハンドルできない問題が出るだろうし(思春期に入ったりするとなおさら)、やっぱり大人は必要だろうな…とか考える。自分で育てることができないのなら、できる人たちの力を借りるなり委ねればまだいいだろうに。口で言うほど簡単ではないことばかりだけど、この映画はそういうこと考えさせる。

わたしは大して子ども好きでもないけれど、あの子たちは結構好きになってしまった。外の大人に頼らず自分たちで生活しようとしているかれらは、(大人に依存して生きている)「子ども」とは別の生きもののように見えた。そういうところにも私は惹かれたのだろう。母がいなくても子どもたち同士はとてもつながっている。社会的な能力では大人に劣っても、家庭をつくる、という点ではかれらは立派だ。

話は変わるが、バイトしている会社は再来週には引越し、わたしもその週から先生となる。変わり目だ。もう「リハビリ期」って過ぎてしまったんだろうな。この先は漬物石だけでなく、やり貝もあるかしら。「棚ぼた」とかもあると嬉しい。引越し準備中の会社には、移動を控えて電源をぬかれたPCモニター群が通路に置かれていて、まるで「PCの墓場」のようでした。まさにただの箱、いやただの箱よりもっと寂しげ。

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