ケア2

2005年4月3日
言葉がたまるのでこうして文字におろすけれど、何もかもわりきれているわけでない。わりきれたふりをしているだけ。「なんでだよなんでだよ」という言葉。誰もいない家でるすばんする子どもの心もとなさ。ぬれネズミのごとき情けなさ。愛は叫ぶことができるのか、私の悲しみやうつは叫ぶことをまだ知らない。

まだ混沌としているものを、無理にかたちにしようとすること。文字にするということはかたちにするということなので、それをためらわれるときもある。つくってはこわし、こわしては固める。固めてまた溶かし、まるめてのばし、気がすむまで、気がすむなんて一生ない気もするけど、続ける。

感情を見守るということは、感情に耳を傾けるということは、自分のために、まず誰よりも自分のためにていねいに行う必要があること。自分をケアできない人は、人をケアできない。自分を大切に、自分をあきらめないで大切に。

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