桐野夏生姐さんの「ダーク」(講談社)。8割ほど読了。女探偵ミロ・シリーズの一冊だが、これまでの登場人物がそろってダークサイド方向に落ちる。個人的には気分と妙にシンクロして爽快。小池真理子の「エリカ」(中央公論新社)。ヒロインは41才の誕生日に、亡くなった親友の恋人だった男から401本のバラを贈られる。401本ってあんた…そんな非常識な量をどこに活けるのさ、というのと「プラス1本」というのがまた悪寒を誘う。だがしかし彼女はその男になびいてしまうらしい。これも読みかけだが、脱落しそうな気もスル。

「吉田都 終わりのない旅。」(阪急コミュニケーションズ)。英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル、吉田都さんのフォト&エッセイ集。可憐な人だにゃー。「ボディの“センター”の意識」などためになる。小学校の頃に通ったバレエ・スクールでは大変に厳しい指導を受けたとか。彼女自身の撮影による身のまわりの風景に、ぬいぐるみがちょこちょこ写り込んでいてほほえましい。

※新潟旅行の日記を15日、16日のところにアップしました。

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