「シン・シティ」

2005年10月12日 映画
鳴り物入りで宣伝されて(いるように思われる)割にはヒットしているんでしょうか?とっとと終わってしまうと悲しいので、会社の帰りに↑を地元の映画館で観た。上映時間ぎりぎりになり、商店街を走る。

ロバート・ロドリゲス(「デスペラード」「スパイ・キッズ」)&フランク・ミラーの共同監督、さらに“特別ゲスト監督”クエンティン・タランティーノというくどい顔ぶれがつくりました。原作者ミラーによるダークなアメリカン・コミックの世界をモノクロ、プラス部分的な着色が印象的な映像で再現している。

この映画の感想をあちこちで読んでいたら、ある人がブログに「なぜこんな(暴力的な)映画をつくるのか理解できません(怒)」と書いていた。確かにとことん暴力的なストーリーではあるが、「バイオレンス・ファンタジー」といった趣なので、それほどえぐさはない(と思う)。のだけれど趣味に合わないとつらいかもしれません。

現実離れしたバイオレンス(「娼婦たちが銃をもって撃ちまくる」とか)なので、スタイリッシュな世界に入りこめるとあれこれ考えずに楽しめる。私は面白がったくち。もう少し短くまとまるともっとよかったです。

舞台がコミックであるせいか、ベニチオ・デル・トロ、ブルース・ウィリスなどアクの強い人が映える。私はクライブ・オーウェン目当てで、濃ゆい二枚目の彼は「クローサー」や「キング・アーサー」よりもよかったと思う。ジョシュ・ハートネットは薄いし、イライジャ・ウッドも出ていたんだけど、ほとんど顔が映らないので悪いけど別にこの人でなくてもよかったのでは(セリフないし)。

女性も、ゴージャスなお身体の「いかした女(“スケ”)」ばかりでかっこいい。ジェシカ・アルバと、ひとり「キル・ビル」みたいな“殺人兵器ミホ”役のデヴォン青木が特によかったです。

バイオレンス満載の「シン・シティ」、なんとなくスタッフ、キャストとも「楽しんでつくっている」という感じがする。生暖かく見守りたい映画であります。

*************
今朝みた変な夢。私は昔の知り合いらしい人(リアルで知らない人)とお見合いすることになっている。まだ釣書を渡しただけなのに、「よろしい」ということになり、まるでアルバイトを決めるかのように「では明後日、結婚ということで」と先方から言い渡される。その相手の関係者はその筋の人らしく、「そんないきなり非常識な…」と思いながら、こわくて誰も反対できない。私は「ということは、あの人と“やる”ということか」と薄ぼんやり思う、というもの。私ったら。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索