開花しない人

2005年10月14日うつもの

金曜の夜にジャズを聴くとはなんて素敵。クリニックの待合室で。もっと効くクスリを出しやがれ、と思うけど言えない。共感はしてくれても処方は変わらず。お酒でも飲んじゃおうかなー、と遠まわしに言っても、「飲めるわけない」と思われてるのか真剣に止めてくれない。

昔から私はアル中さんとか摂食障害のなかでも、ドラマチックな百花繚乱型の人に憧れていた。派手な人のほうが早く回復するような気がしてならない。嫉妬するくらいだ。私なんて誰にも気づかれない。最高につまらなくて寂しい。病めるときもそれほど病めないときもひとりだ。誰も巻き込まれてくれない。みんなどこかへ行ってしまう。どれほど寂しいと思ってもそれだけでは息の根とまらない。うつっていうのはそこにあるのに人に伝わらないもののことだよ。

今週は金遣いが荒い。列挙したくないほど。今日もスニーカーとCDを買ってしまった。スカパーで今夜やってた「スクール・オブ・ロック」、何度も観たけど、何度観ても最高だわ。