暗い女
2005年11月25日方、クリニックに行く。ひとしきり「問題」を話すと先生は「こんなこと言っていいのかどうかわからないけど」と前置きしたあとで、「あなたは印象が暗いんですよ」と私に言った。
顔の造作やスタイルが悪いというのではなく、暗いから「男性がひいてしまう、ってことがあるんじゃないかしら」と。そして、「顔の印象は整形でもそれは変えられる」と言う。
正直なところ確かにコンプレックスはあるが、整形まで考えたことはなかったのでびっくりした。あまりのことに大泣きしてしまった。高校生のころからルックスには悩んで悩んで、ダイエットもし、拒食症にもなり、雑誌を読んでファッションやメークもそれなりに自分らしくできるようになった。それでもまだ整形しなければならないほど「暗い」ということ?
先生は私が(性的な)問題を自分の内面にばかり帰属させている(自分のせいにしている)ので、私はセラピーもさんざんやったのだし、そうではなくて外見に手を入れる―整形という手段で―方法で楽になってもいいのでは、ということを言った。
整形しなければいけない、と言われたわけではなく、(私があまりに自分を責めるようなので)サジェスチョン(提案)として言ってくれたんだと思うけど、急所をつかれた私のなかではそうは落ちてこない。そこまでしないと幸せになれないんだろうか? 内面ではなく外見を…ってそもそも慰めになっているんだろうか、なっていないような気が…。
プチ整形かぁ。いくらくらいするのかな? 親に言ったら一笑に付されるか怒られるかだろう。2,3万くらいならやってみてもいいのかしら。先生は私が「生きるの死ぬの」と思うくらいなら、外側に手をかけて明るくなって男をゲットするほうがいい、というまあなんというか代案を出してくれたんだろうと思うけどでもさ。ビューティコロシアムみたいじゃないですか。私ってそんなに人がひいてしまうほど暗いですか。このままの私ではだめ、ってことなんですね。
すごく悲しいです。そこまでして生き残ろうとするのもめんどくさいです。
先生は私のような「いい子タイプ」のために突破口を考えてくれてるのだろうと思う。親にもらった顔に手を入れる、っていうのある意味「反撃」なのかも。実は親と和解しているようでしていないし。手段とか、体験談とか調べてよさそうならちょっとやってみようかという気もする。ぎりぎりだな。ぎりぎりのところに来ている。街角に立つのか、プチ整形するか、他にオルタナティブがあればそれを選ぶのか。そうでなければ降りるか。
先生は私の反応を見て、「言わなければよかった」と思っているかもしれない。「こういうこと言ってくれる人いなかったのかしらね」とも言う(それもショックだけど)。こう思っていたけど言えない、という人がいるんだろうか? 私を「暗い」という人(例えば親)は、れは私の性格のせい(社交的じゃないから。にこにこしてないから、など)、だという言い方をしていた。「このこと(外見とか?)はあなたのせいじゃない」と先生は言う。親からのDNAとかそういう意味らしい。 妹はふつうに結婚して子どももふたりいますが。私がふつうにふつうの人のすることをして幸せになるまでの道がほんとうになんとなんと遠いことよ。そんなことするなら人生おりたほうが早い、とか思うよ。
「よかれと思って」言ってくれたんだろうけど、なんだかよくわからなくなった。思いがけないところで刺されて混乱、そしてとてもとてもしょっくだ。
顔の造作やスタイルが悪いというのではなく、暗いから「男性がひいてしまう、ってことがあるんじゃないかしら」と。そして、「顔の印象は整形でもそれは変えられる」と言う。
正直なところ確かにコンプレックスはあるが、整形まで考えたことはなかったのでびっくりした。あまりのことに大泣きしてしまった。高校生のころからルックスには悩んで悩んで、ダイエットもし、拒食症にもなり、雑誌を読んでファッションやメークもそれなりに自分らしくできるようになった。それでもまだ整形しなければならないほど「暗い」ということ?
先生は私が(性的な)問題を自分の内面にばかり帰属させている(自分のせいにしている)ので、私はセラピーもさんざんやったのだし、そうではなくて外見に手を入れる―整形という手段で―方法で楽になってもいいのでは、ということを言った。
整形しなければいけない、と言われたわけではなく、(私があまりに自分を責めるようなので)サジェスチョン(提案)として言ってくれたんだと思うけど、急所をつかれた私のなかではそうは落ちてこない。そこまでしないと幸せになれないんだろうか? 内面ではなく外見を…ってそもそも慰めになっているんだろうか、なっていないような気が…。
プチ整形かぁ。いくらくらいするのかな? 親に言ったら一笑に付されるか怒られるかだろう。2,3万くらいならやってみてもいいのかしら。先生は私が「生きるの死ぬの」と思うくらいなら、外側に手をかけて明るくなって男をゲットするほうがいい、というまあなんというか代案を出してくれたんだろうと思うけどでもさ。ビューティコロシアムみたいじゃないですか。私ってそんなに人がひいてしまうほど暗いですか。このままの私ではだめ、ってことなんですね。
すごく悲しいです。そこまでして生き残ろうとするのもめんどくさいです。
先生は私のような「いい子タイプ」のために突破口を考えてくれてるのだろうと思う。親にもらった顔に手を入れる、っていうのある意味「反撃」なのかも。実は親と和解しているようでしていないし。手段とか、体験談とか調べてよさそうならちょっとやってみようかという気もする。ぎりぎりだな。ぎりぎりのところに来ている。街角に立つのか、プチ整形するか、他にオルタナティブがあればそれを選ぶのか。そうでなければ降りるか。
先生は私の反応を見て、「言わなければよかった」と思っているかもしれない。「こういうこと言ってくれる人いなかったのかしらね」とも言う(それもショックだけど)。こう思っていたけど言えない、という人がいるんだろうか? 私を「暗い」という人(例えば親)は、れは私の性格のせい(社交的じゃないから。にこにこしてないから、など)、だという言い方をしていた。「このこと(外見とか?)はあなたのせいじゃない」と先生は言う。親からのDNAとかそういう意味らしい。 妹はふつうに結婚して子どももふたりいますが。私がふつうにふつうの人のすることをして幸せになるまでの道がほんとうになんとなんと遠いことよ。そんなことするなら人生おりたほうが早い、とか思うよ。
「よかれと思って」言ってくれたんだろうけど、なんだかよくわからなくなった。思いがけないところで刺されて混乱、そしてとてもとてもしょっくだ。
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