消費される…

2006年1月19日
私とほぼ同じ時期にIT鉱山に入った同僚は、若くてかわゆいのに仕事の鬼だ。というか私のまわりにいる人はたいてい仕事の鬼で勤勉。

入社してからほぼ同じような作業をしてきたのだが、同僚ちゃんは「正社員」なので当然ながら責任も仕事量も私よりずっと多い。そしてここ一年くらいで、またまた仕事の幅が広がり、彼女は開発にも関わり対外的な仕事も任されるようになっている。

アルバイトである私は、機械化が進んでからは開発関係の会議などからははずされているし、以前に比べて「作業員」的な立場になった。

アルバイトなり非常勤で、というのは自分で選んだことで、コミットの度合が低い分、自由でしがらみも少ない。そのような働き方が自分に合っていると思う一方、どこへ行っても一定の作業をこなして当然、という「匿名の作業者」であることが憂うつになる。なんだか自分が消費されているような気がするのだ。

20代の頃強迫的にあったような「仕事で自分を証明しなければ」という思いから離れて働くほうが楽ちん、と思う一方で、仕事に関して長期的なビジョンがもてないことや、よりどころがないことに不安を感じている。わがままだけど。

「コミットするかしないか」ずっと自分についてきている。

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