先週、地元のシアター主催で参加したダンスのワークショップは、とても楽しいものとして記憶に残っている。というか、それ以上のなにかだった。

「“空間”とともにいる自分」ということを教わった。まわりの人や空間を感じとるということ、感じたうえで動く、ということ。

私はいつものレッスンで、失敗するのが恥ずかしかったり怖かったりで―10年以上やっているのに、いまだに!―派手にへまをしないよう、無難にやっつけちゃったり、それゆえ人の目をさけて「私のことは見ないで」オーラを出していたりする(気がする)。

今日は(ジャズダンスだけど)、鏡の前でちゃんと立とうとしてみようとした。
舞台でなくても、踊る場所に出たら、
「その場にいる」という意識をたてなければ始まらない。
逆に言うと、上手い人でも上手くない人でも
かっこいい人でもかっこ悪い人でも、もうなにがあってもなくても
「そこにいる」ということでは同じなのだ。

「そこにいていい」ではなくて
「わたし」がそこにいることが「必要」なのだ。
空間にとって、全体にとって。

「私!私!見て見て!」というのとも
「何かやらかしてやるからしっかり見てな!」というのとも違う。

「わたしはここにいます」
という、ただそれだけ。
できないこと、のりこえられないこと、いっぱいあっても
「わたしです。ここにいます」
こう思って、わたしはこの場所に立っていていい。
それがそもそもの始まり。

うまく言葉にできないけど、しなくていいのかもしれないけど
わたしのなかでは、これは凄い…という気がする。
だいじなことをつかんだかも。

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