自宅にて開催。今回は時間の制限がありながらも、やはり会えてよかった。またもいろんなものを頂いたわたし。

夜はセッションハウス(神楽坂)へ、友人が出演する作品(構成・演出・振付:高野美和子)を観に行った。これがなんというか…すごく変でかっこよかった!車の通る音とか、テクノちっくな音で「鋭角」を感じさせる動き。おもしろいかたちをいっぱい観た。なんとなく「夜の変な美術館」とかM・C・エッシャーの絵を想像した。衣装もすごくカワイイ。黒を基調に、ターコイズブルーや赤がポイントで使われていて、動くとちらりと色が見えたりするのが効果的。セットはなく、あるのは人間の身体のみ。身体にひたすら目を奪われた。

友人は職業ダンサーではないのだが、舞台の場数を踏んでいたりワークショップに積極的に参加していて、いつも思うけどすごいっ。私は踊りをやりながら、踊りのこともよく書いているけれど、ほんとは性格としては向いてない要素ばっかな気がする。すぐびびるし、焦るし、物怖じするし。ここにはさみこんで書くのもなんですが。往生際悪く続けているのはなぜだろう。

この作品は「pure play」というタイトルなのだが、私がひきつけられたのはこの作品が世界として密(ほころびがない)だからだとも思う。だから観る側としても集中できたのではないかとあとで思った。私はこの頃、現実世界がどんどん自分にとって無関係になってくる気がしているので、こういう(単にスタイルとか振付とかではなくて)精神―漠然とした言い方だが―に憧れてしまう。

コメント

nophoto
いわさきかずえ
2006年3月6日20:33

さいとうさん、先週はどうもありがとうございました。日記にも書いていただきうれしいです。「夜の変な美術館」なんて高野さんが聞いたらきっと喜ぶと思います。

わたしもすぐびびるし焦るし物怖じするしですよ。今回はたくさんの人と一緒だったからまだ少しは平気だったけど、ソロで踊る時なんてもう毎回泣いてます。ホントに何で続けてるんでしょうね(笑)。

ぼちぼち春っぽくなりつつあるのでしょうか。
体調をくずされませんよう、御自愛下さいませ。
ではではまた〜。

Suica
Suica
2006年3月7日1:46

おお、ご訪問頂きありがとうございます♪

本当に面白い作品だったので、あとでいろいろ考えました。プロの人が出ていても観ていて気が散るような舞台もあるのに、「変な人たちの変な世界」(笑)にひきつけられ、刺激的でした。

人の身体ってほんとうに面白いですよね。

また御案内くださいまし。ではまた〜

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