行ってきた。あらかじめ予想されたように年齢高めの客、若い人もわりといたかな。
「ポール・ウェラー」とは:

1958〜.1970年代に3ピース・モッズ・バンド「ザ・ジャム」でデビュー,80年代にはソウル,ジャズなどもとりいれたスタイリッシュな「ザ・スタイル・カウンシル」を結成,その後ソロに転向,その作品は常に高い評価と幅広い世代からの強い支持を受け続ける英国のロック歌手。

リーダーズ英和辞典風にまとめてみました(たとえ載ったとして、どれほどの大スターであろうとも、生没年プラス「英のロック歌手」で説明終わり、と思われる)。

私が最後にポール・ウェラーのライブに行ったのはおそらくスタイル・カウンシル(以下スタカン)で来日した頃なので、ソロ作品は聴いてはいたものの「今となってはどんなもんなんだろう…」という不安はあった。衰えを感じさせる(だけ)に終わるようなら寂しいので。

しかしそれは杞憂というもの、ほんとにまったく失礼いたしました。ポール・ウェラー、いろんな意味でぜい肉ついてない。「若さ」をそのまま表わしたような声は今も変わらない。

大所帯バンドで出るかと思ったら本人も入れて4人だけ。それなのにこの骨太い音ははどうだ!シンプルなのに、ライブならではの「遊び」もあって、その「遊び方」が豊かで洗練されている。エネルギーがあって充実しているのに、ゆったり身を任せていられるような抜け感もあるというような。なんだか楽しかったな。

最新ソロ作「アズ・イズ・ナウ」(画像)からの曲を中心に、スタカン時代の曲は「ロング・ホット・サマー」、個人的に好きな初期ソロ作”Amongst Butterflies”(この曲が入っているアルバム「ポール・ウェラー」はとりわけ好き)が聴けて嬉しい。アンコールのラストがジャムの「悪意という名の街」だった。80年代前半の、凄くかっこいい曲。そしてお客さんこれを歌える人ばっか(笑)。

“Lovely, lovely audience!”とポール・ウェラーは言っていたけど、ラブリーなのはあなたたちだよ。ドラムのスティーブ・ホワイト上手いっ!今もなお走りつづけるポール・ウェラーにライブで再会し、惚れ直したお客さんも多かったことでしょう。私もです。

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追記:セットリスト発見! 貼っときます。

1.Paper Smile
2.Running On The Spot
3.Out Of The Sinking
4.Science
5.All On A Misty Morning
6.Hung up
7.Savages
8.Fly Little Bird
9.(新曲)
10.Up In Suzes’ Room
11.From The Floorboards Up
12.Porcelain Gods
13.I Walk On Gilded Splinters
14.The Start Of Forever
15.Roll Along Summer
16.Wishing on a star
17.You do something to me
18.Long hot summer
19.The Pebble And The Boy
20.Come On/Let’s Go
21.Amongst Butterflies
22.Foot of the mountain
23.Changing man
《アンコール》
24.Broken stones
25.Thick As Thieves
26.I Wanna Make It Alright
27.Town called malice

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