ねがい

2006年6月30日 うつもの
この頃「○○があるのに、準備していない」という夢をよくみる。授業に出ていない、宿題をやっていない、舞台で弾き語り(そもそもそんなことできない)をするのに練習していない…。夢で私は「マズイ」と思いながらも、さぼり続けている。毎晩のようにこれ。思い当たるふしとしては、後期の授業の準備をしなければと思いつつやってないことだけど、他にもまだ何かあるのか?

昼間、古いぱその整理などして夕方クリニック。先日の父の日のことを話して「家族のなかで自分だけ浮いている気がする。生まれ育った家庭でくつろげなかった者が、人と親しくなることはできますか?」と話の流れで訊いてみた。

そしたら先生はかなりじっくり考えたあと「ある程度以上は難しいかもしれない」と言った。ものすごいゆっくりな勢いで返ってきたマジレス。気休めになる答を期待していたのにこれは…。私って自分で思っている以上にハンディキャップな人なんでしょうか。親や家族と不和でも、結婚して家庭をもって幸せになっている人たちは大勢いるだろうに。

ずっとひとりで生きるのか、あるいはひとりと一匹か二匹で生きていくしかないのかと思うと、スイッチ入っちゃいそうになる。一般論として先生は正しいのかもしれない。けれども、私は親との関係はあきらめたけど、自分が本当の意味で人と親密になること、誰かと家庭をもつことは、それでもあきらめきれない。あきらめてしまったら本当に生きていられなくなる。

私は人とつながるのが下手だけど、「人とつながりたい」という願いをあきらめなかったから、ここまでは生きてこれた。ここまで生きてこれても、なかなか人に対して心を開けないけれど、「開けるようになりたい」という願いはあきらめずにもっていよう。難しくても、捨ててしまうよりは、願い続けているだけでも違うと思うから。

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