眠らない夢

2006年9月7日 うつもの
・ゼミ合宿みたいなのに参加して、どこかの施設に泊まっている。夜になって、自分の部屋に戻って寝ようと思うが、何かしら障害があって戻れない。部屋にようやくたどりつくが、同室のはずの人々は誰もいない。もう遅いのでさっさと寝なければなのだが、テレビをついつい見てさらに夜更かし。部屋から出ると、先生たちがラウンジのようなところでミーティングをしており、私を見て「早いのね」と言う。早いって言ったってまだ3AMくらいなのに、いったい「朝」って何時始まりなんだろう? このままじゃ一睡もしないうちに、一日が始まってしまう…と焦っている「夢」をみた。つまり本当は眠っていたわけ。こんなのアリ?

・ムーブメントのクラスに出てもなお、「○○たい」というきもちになるなんて。月のせいなのかどうか、すごくロウだ。例の「ご出産」のことから、高専事件の容疑者とされた人が自殺していたことまで、ひっくるめてもやもやと悲しい。こんなこと言っちゃいけないのかもしれないけど。

・クラスで特に何かができなかった、というのではないけど、できたからといって「で?」って感じ、今日は。居場所がいよいよないなあ、それは自分がそうさせているんだよなとも思う。

・昨日の続き。昔は平均台の上を歩いて生きていて、そこから落ちたらもう終わりなんだと思っていた。それが摂食障害になる前と渦中にいた頃。実は別に落ちてもそれで一巻の終わり、とかじゃなくて、別のチョイスが案外あるということがわかりはしたのだが、平均台を歩く羽目になったのは、病気のせいだとか、親のせいだとか、社会のせいだとか思っていた。

・私は症状(拒食)としてはたいしたことなかったが、拒食的性格ということでは結構ヘビーと言えるのかもしれない。たべものの問題はもうなくなったが、それでも自分の本質的な部分で、どうしても平均台的な道を選んでしまう、ということもこのごろ薄々わかってきた。自分から空気の薄いほうへ薄いほうへ、生きるのがむつかしいほうへと行ってしまう。良くも悪くも「自分らしい」部分がそういう方向を志向する。

・平均台渡りきれるのかもしれない。でもこの年齢になると、よく映画に出てくるような工事中のハイウェイみたいに途中でぷっつり終わるのかもしれないとも思う。

・このクラスに来ている子たちは若いし、パフォーマー、クリエイターとしての自分の将来をそれぞれ思い描いているようで(そりゃそうだ)、見ていると羨ましくもあるし、比して自分を思うとちょっとつらくも感じられるときがあります。

・なんだろう? 今日はほんとに落ちちゃった。この前、処方してもらった新しい頓服薬(プロチアデン)をここぞとばかりに試す。クスリでどうこうなる問題じゃないけど、とりあえず。

・不安で、寂しい。足許心もとない。寂しくてたまらない。気分の浮き沈み、今に始まったことじゃないけど、振り回されて疲れる。いいかげん自分で情緒をちゃんとコントロールできるようになれないだろうか…。

・クラスが終わって、会社帰りの人とまじる気がしなくて、地下鉄に乗らず新宿まで歩く。煙草3本分の距離。

・ああー、授業の準備も嫌!

・この日記は、スティーブ・ライヒ(ベスト盤)を聴きながら書いた。寄り添うような音楽を聴く気にすらならない。こういう精緻で突き放したようなやつがいい。「砂漠の音楽」いいな。

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