俯瞰する

2006年9月14日 ダンスもの
・先週はウツ負けしたので今週は頑張る。というか月曜のレッスンでいい感じの手応えを久しぶりに得たせいか、今日のクラスでは自然と抜け感をもって臨めたような。

・当たり前といえばしごく当たり前なのだが、人も含めてまわりの空間を視野に入れて俯瞰すると自分のことが別な見え方でわかる、ということに気づいた。ここのところできていなかったのはそれ。自分にだけマクロレンズでがーっとフォーカスするのも意味なくはないだろうが、それが唯一最良の見え方でもない。

今日は「まわりの人のなかの自分」というふうに相対的な視点をとれたことが、よかったのだと思う。ちょっと変な力みがとれて、軽くなれた。

・珍しく、見るからにダンサー(それもコンテンポラリーちっくな、きれい系)の身体つきの男の子が来ていた。たぶん、かなり踊れる人なんだろうと思う。でも、彼の動きを見ていると「(彼が修得している分野の)ダンスの型」が見えるし、こういう場では、それが枷になってる感じもする。私はおそらくその人ほど踊れてないだろうけど、私にも私のなじんでいるダンスの「型」があるのだと思う。私はそういう「型」をいったん崩したくて、こういう(ちょっとハードルの高い)異分野に来てみてるんだけど、なんか自信なくて「それでいいのかな…」なんて思っていたところだった。彼を見て「やっぱそうだよな」と気を取り直す。勝手ながら。

・人数が少なめだったので、以前やった「人の動きをもらって、それを自分で発展させる」というのを輪になってする。前よりは落ち着いてできたような。でももうちょっと人の動きをもらったまま暖めていてもよかったかも。

・そして人数が少なめだったので、「飲みにいきましょうか」てなことになり、流れで私も参加する。そこら辺の居酒屋が入れず、なぜか妙に本場かつ場末感ただよう中華料理店に入る。映画だったら、「食事中、でも突然チャイニーズ・マフィアが出てきて全員みな殺し」みたいな場面のセットに使われそうなところ。

2回目だし人数も少ないので、だいじょうぶかなと思ったけど、私はやっぱり固まって会食恐怖状態だった。25〜28才ってとりわけ元気な年頃なのかね。かれらの生命力の前では、私のそれなんて「風前の灯」だよ。踊る元気はあっても、なぜかしゃべる元気(というか能力?)はまるでない私。でも行けてよかった。

・この日記はG.Love "Lemonade"を聴きながら書いた。この人の「ゆるゆる感」はかなり信頼している。

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