・この一週間すごく長かった。というか詰まっていた。次から次へと私のところに置いていかないでくれ、という思いがつのり、クラスに行く前からむちゃくちゃ終わりたい気持ちになっていて今日はだめかなと思った。

・…なんだけどネガティブにネガティブが重なったせいか、もはや何も考えられずに動けていたのがよかったのかもしれない。先週までの教室と比べて床がなんときれいで柔らかいことよ! それに身体が感動して、動きたがって、よく動いた。いろんなことやってみていた。自分…というより身体はやる気があったみたい。ということに自分でもちょっと驚く。何かが落ちた。すっきり。そして、へろへろ。

・力を抜くというのは身体の軸を消すことなのかも。先生の動きを見てると、芯がなくてくたっとしている。私はちゃんと軸をもててはいないけど、それでも捨てきるのが怖い。ダンスの「お約束」(身体を上に引き上げるとか)も身を固くさせていて、適宜オン/オフ難しい。どうしたら潔く投げ出せるのでしょう?

・身体の感覚から生じた動きが踊りになるし、なんらかの感情(情緒)が押し出す動きは信じられると思っている。文章も同じで感覚が結ぶイメージについていくと、ちゃんと出口まで行ける。

マイムは動きのよりどころが身体の生理的反応(の記憶)にあるのだと先生の話を聞いていて思った。私は「頭で考える」ような気がするのがひっかかっていたのだが、そうじゃなくて、ただ純粋により生理学的というか、うーん、うまく説明できないけど、「ああー」って感じ。こういうつくり方があるなんて(というかもっと早く気づけよ私)。こういう入口があるなんて。面白い! 

・なんどか書いているように、踊りを続けてはいても、ばりばり作品をつくるとか、舞台に出るとかそういう根性はないのだが、このクラスに出るようになって「つくる」ということや、つくる人の姿勢について、刺激を受けている。それらについて、日常でも、よく考えるようになっている。ここからどこへ行くのか、行かないのか、わからないけど。

・この日記はThe Rolling Stones「愚か者の涙」「ミス・ユー」「友を待つ」などを聴きながら書きました。

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