支離滅裂でもスタジオへは行くわたし。Bのコンテンポラリー・ジャズのクラス(初級)へ行ってみた。早めに着いたので、前のクラスが、いわゆるクラブジャズ風の振りをつけるのをぼんやり見ていた。今の自分の興味はこっちには向いてないんだなと思う。10年前、20年前なら違っていたかもしれないが。

ここ(代々木)は温かみのある黄色いライトに照らされた地下のスタジオ。広い!こんなに広くて素敵なスタジオを少人数でゆったり使えるということが贅沢に思える。どんな振りでも人にぶつかることを気にしなくていい。嬉しい。身体をゆるめるストレッチを床と立ってやって、プリエ。呼吸を大切に、動きが息とシンクロするように使う。地味といえば地味だけど、今の自分に必要なのはこちら。振りはマイケル・ナイマンみたいなピアノ曲でカウントはとらずに進める。

コンテンポラリーのレッスンを受けることは長いあいだの憧れでした。先生に挨拶して「コンテの経験はありますか?」と訊かれ、「いいえ、ありません。ジャズ(ダンス)をしてます」と答えた。できていないこと、センスとしてつかめていないこともいっぱいあるけど、それにしてもほぼ振りが入って、ここまでついていける自分になっていたことに―大げさのようだけど―感動している。本当にまだまだ、だけど、つかんでいるものはあるんだという、自分にしかわからないこの感覚に幸せを感じる。思い切って戸を叩いてよかった…。

やっぱり床を転がりまくる振りだったのであちこち身体を打ちつけた。手のひらで床をぐっと押さえて、床とお友だちになると、不思議と床が柔らかく感じられて身体が使いやすいんだとか(こういうマニアな知識を教えてもらえるのも嬉)。ジャズより筋力がいりそう。

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