・昼間はうちにいて授業の講義ノートを読んでいた。のだが自分で書いたものなのにわからないのは何ゆえ? 眠くなり寝る。

・3週間ぶりくらいでムーブメントのクラス。いつも木曜で会社帰りに寄っていたが、今日は家から。この頃とくに家では平たくなってばかりなので、外出するのが億劫でたまらないが、でも行く。というか仕事以外で出かける先ってこういう場所しか今の私にはないではないか。あちこちに踊り場があるのは幸い。

・間があいちゃいましたね、と今日はベーシックなことを丁寧にやる(今日は…というかいつもそうだけど)。

・やっぱりここすごく落ち着く、と思う。場所も、人々も、ほっとする。それにここで身体を動かすことの、余計なもののなさというか「ぶれない」精神に触れると、自分の身体が調整されるような感じがする。 テクニックがなくて練習しなければならないこと、私にはたくさんあるのでスタジオのレッスンへも行くが、そういうスタジオで得られないものをここでもらっていると気づく。

・何かの説明で先生が「はかない」という言葉を使っていた。久しぶりに聞く、この言葉。音楽にせよ踊りにせよ(ずっと部活でやってた人形劇とか影絵も)、私はある限られた時間しか存在しないもの、消えてしまうものがもともと好きだったなと思い出す。

・帰ってから友人と長電話。あー久しぶりに身を入れて人と会話したよ! この頃、社会一般的な話題で自分にも共有できることがおそろしく少ないのだ。どうっでもいいことばかりで。うつ過ぎるのか。とにかく話せて人間らしい気持ちになれました。ありがとう。

・話したことのひとつ。このあいだ歩きながらカーペンターズの"Goodbye to Love"という曲を聴いていた。この歌は美メロに詩が「愛にさようならを言おう。私が生きようが死のうが誰も気になどしないのだから」で始まる壮絶に荒涼とした曲なのだが、健全なイメージの兄妹デュオ、カーペンターズのカレンがヘヴィーな拒食症であったことは長らく(私の記憶では、彼女が若くして亡くなるまで)知られることはなかった。

これを思い出して、こういうのってすごくいたましい、とはっとした。誰にも知られないで、ぼろぼろになってゆくのってすごくつらい。私がすることはこういうことをすくいあげること(not「救い上げる」)じゃないだろうか。じゃどうする…ってすぐつながる話じゃないんだが。わかりやすくないとわかろうともしない、見て見ない振りする社会を私は嫌悪する。

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