ラスト登校日

2007年1月22日
今日の期末試験を終えてしまえば、もう登校する必要がない。あとは答案を読みまくって採点しまくって送るだけ…。

その答案は怖くてまだ見ていないが、どうなんだろう、お子たちの出来。ひとり(留学生)、大幅に遅刻してきた子がいた。遅れて謝罪もなかったけど、受験を許可した。答案ちらっと見たら、あんまりできてない。その子は欠席も多いので、単位あげられないかも。今まで試験受けて落とした子はいないので、落としたくないな、でもこれではちょっと…などなど悩んだりするけど、案外お子たちはこっちが心配するほど悩んでなかったりする。なんかこの手の空回り多かったような。

どんな体験もその長さのまま保持できるわけではないから、結局はなんでも「瞬間」だと思う。長く辛い体験も、終わってしまえば濃密な瞬間に過ぎない。この学校での記憶の代表は、授業を終えて、渡り廊下から中庭やスクールバス停車場を俯瞰したこの光景になるのではないだろうか。

わたしという存在も同じく「瞬間」。1ヶ月前の自分は今となってみれば自分と思えない。瞬間で生きたり死んだりして、それを繰り返してる。自分がどうやっても「下等民」みたいな存在である気がすること、自分がちぐはぐな、ばらばらな気がすることもいつか過去の記憶になるのだろうか。

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