くじける

新宿某所で行われるイベントに行こうとして夜8時ころ家を出た。そこは「隠れ家BAR」みたいなところで、行ったこともないし、予約も入れてない。

最寄の地下鉄駅で降りる。ネットでとった店の地図にある「C-8」という出口は構内の地図にも載らないくらいはずれで、実際ひと駅分くらい歩いたところにあるのだった。階段を上がって出てみると…想像していたのと感じ違う。地図もあまりにシンプルでよくわかんなくなってしまったのだが、あんまりひとりでうろうろしたくないよう雰囲気で、ちょと怖くなってしまい、そのまま大通りをJRの駅まで歩いて結局イベントは―近くまで行きながら！―行かずじまいで帰ってしまった。何しに行ったの、わたし？

でも本当は治安うんぬんよりも、自意識に負けたというか、行く前から不安で不安であーでもないこーでもないと考えてはやめて、「わたしなんかわたしなんか無理」と頓挫。ばかっ。そんなにひっこみ思案でどーする。

イベントはダンスが目当てだったのだが、占いのブースもあって、その場に行けていたら「この先、生きていく甲斐があるようなことありますか？」って訊いてみたかった。この通り訊いても（まともな占い師なら）はぐらかされてしまうだろうけど。

家を出るときは「あら私もなかなかいい女♪」に見えた（鏡で）のだが、帰ってきてみたらそうでもない気がしたりしている。

てなわけで、「散歩」だけで帰ってきたので家で飲んでいた。時間がたってみると無理して行けなくてよかったのかな？という感じもなくはない。この前、ファミマであの“BlackStone”があったので買ってみた。すごくクセある、いかにも洋モク（チェリー風味）。一箱の半分くらいやっと消化したところで「このクセがやみつきになるのかもしれない」と思わなくもないけど、それでもメインにするには私には濃過ぎる。それより緑のキャメル・メンソールに落ち着きそう。