スイカmeetsセッションハウス。憧れのセッションハウスの壁にはりつく。いつも「観る人」だった場所で、「出る人」になれるなんて。今回のWSショーイングは、「セッションハウス初舞台」の幸せに尽きる…だけでなくて先生と、出演者のみなさんとの出会いというめぐり合わせの幸運もあったのだと本番の日につくづく思う。でなければ、短期間で全体がこれほどの作品にはならなかったのではないか、という気がする。

自分のソロで照明の方が工夫してくださったことに本番で気づかなかったとか(あぁー、本当に申し訳ないし痛恨。気づいて使えればよかったんだけど、自分にどんな照明が当たってるか気づく余裕なんてまるでなかった)、ラストでおじぎする段取りを間違えたとか、シャツも人のを着てしまったとか、反省すべきところもありますが、踊りそのものはゲネより落ち着いてできたし、音も使えたと思う。

今回、選んで大いに助けられた曲はFour tet"She moves she"でした。もう80回くらい聴いたけれどこれからもまだ聴くでしょう。衣装が白&黒というのもこれまた憧れでした。

本番はあっという間。自分がセリフ言ったり合唱したりソロとユニゾン踊ってきたなんて信じられない。エンディング近く、記念写真のシーンでその意味が腑に落ちて涙ぐみそうになってしまった(おさえたけど)。私はなんといっても他の出演者の方たちに比べ経験が足りないし、自分で気づいている以上にいっぱいサポートしてもらってたと思う。

「本番は自分のなかの宝物を見てもらう」ことだと先生はおっしゃった。だから大切になさいと。前にも書いたような気がするが、私は舞台で自分の踊りを見てもらうことって、たとえ拍手喝采されなくても、自分の存在が最高に赦される行為のような気がする。だからこわくてもビビリでもダンス止められないのかもしれない。

関わってくださった方々、観に来てくださった方々、本当にありがとうございました。なんというかベタな言い方ですが、作成のWSから本番まで、私にとっては本当に貴重な、素晴らしい体験になりました。わかっていたけど終わってしまって寂しい。寂しいけどでも幸せ。打ち上げして終電で帰る。

コメント

nophoto
yeelen
2007年4月29日4:13

う〜ん、う〜ん、かなりかなり観てみたかったデス(; ;)
近くでないのがほんと残念・・・。
でもでもでもお疲れ様でした。Suicaさんにとってすばらしく大切な時間であったことをとにかく祝福したいと思います。

Suica
Suica
2007年4月30日1:01

あー、ありがとうございます〜! 近くだったら、ぜひ観てほしかったです。各自のソロの共通テーマが「高校3年生」でした。その時代の記憶、家族との関係、みんなそれぞれに違って素敵でした。自分がこの作品の一部になれて幸せです^^。

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