子どもの頃、住んでいたアパートに近いS駅はうら寂しいような雰囲気があったが、今では駅に隣接して中庭を配した高層のオフィスビルが並び、昔の面影もなくやたら洗練されたエリアになっている。話には聞いていたが、実際に行ってみると「ここはどこの国ですか?」って感じになっててたまげた。

そんな超インテリジェント・ビルのひとつにある友人の会社を訪問。彼女の推薦で、あるお仕事について、面接を受けさせてもらえることになったのでした。

概要は既に聞いていたので、「私にゃムリ、お断りするようになるかも」と思いながらも行ったけれど、出かけてみて気が変わってきた。

その仕事はあるプロジェクトに関するサポート業務で、これまで自分がやっていた「作業系」の仕事とはかなり性質が異なる。人と関わって、臨機応変にいろんなことに気を配ったり自分にできるんだろうか、と不安なきもち。炭鉱婦時代は電話すらあまりとらなかったですよ。

自分には黙々とひとりでこなしていくような仕事が向いていると思い、就活も「作業系」のものを中心に探していたけれど、なぜか今回はつながらない(先週キャンセルされたやつも「一日、誰とも話さないこともありうる」ような仕事だった)。そんなとき、向こうからやってきたのは違うタイプの(自分には向いていないように思える)お仕事…ということは「こういうのもやってみなされ」というはからいなんじゃないだろうか。そういう流れに委ねてみようか、と思った。

そして、(こうした仕事の)経験がないのに自分を前向きに受け入れてくれようとしてくださる会社の方々、自分を推してくれた(背中も押してくれた)友人、という人の確かな縁あるところで働いてみる、ということが何より助けになり、ありがたい機会に思われた。

というわけで、おかげさまでこの会社で、プロジェクト終了までの期間限定(秋の終わり頃)で働くことになりました。チャレンジですががんばってみようっと。

コメント

椿美
渡辺椿美
2007年8月1日9:12

本当に良かったですね。就活をした仕事ではなく、こういった形でお仕事が見つかったことは、Suicaさんらしいと思います。Suicaさんの生き方をちゃんと肯定してもらえたようで、嬉しいですよね。私も嬉しいです(^^)

Suica
Suica
2007年8月2日0:05

メッセージありがとうございます。過大に評価してもらってるようで、恐縮でもあり心配もありますが、信頼してくださる人たちのなかでお仕事できることは嬉しく、本当にありがたいです。

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