「映画」という総合芸術パッケージとして非常によくできていると思う。うつくしい作品。あちこちで監督賞(ジュリアン・シュナーベル)を総なめにしているのもよくわかる。ただ自分の期待とはちょっと違った。脳梗塞で左目しか動かせないという状況に陥ったこと自体は悲劇だが、それでも主人公は恵まれた、健康な人であるように思える。

なんかリスキーなことしようか。あんまりにも突破口がないから。誰も私のことなんか見てやしないさ。何がいいだろう。

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