関西で作品をつくっていた先生が戻ってきて、1ヶ月半ぶりにクラス再開。

ブランク後はいつもそうだし、増設された月曜は「アドバンスド・クラス」だそうなのでなおさら緊張する。

会社のあとにこういうことをしないで、ふつうにおうちに帰って、心の平安を得られていたらどんなにいいだろう。

敬愛する先生ですが、年末のクリエーション&ショーイング以来、私に「純度の高いヤクを打って、そのままどっかへ行っちゃった人」というイメージもあるのでちょびっつ憎も実はあります。

それほどあれは強烈にぶっとんだ体験だった(らりってただけではなく、あるいはらりってたからこそ学んだことも本当に多い)。去年は幸せなことに、素人の私にもひとさまに見て頂く機会が続き、私はほどよく日々のいろいろを飛ばすことができた(その舞台のはざまをメンクリの先生は心配した)。

貴重な作品づくりとパフォーマンスの機会を与えてくれた人を恨むなんて筋違いもいいとこ。それに発表や制作の場は自分で見つけていくものだ。

とは思うものの、プロの人に比して私は制作の辛くて甘い美酒に酔い続けるわけにもいかないわけで。酔っ払いって、キライ。酔い続けていられるものなら、それが許されるなら、しらふでなんかいたくないさ。

クラスの内容はフィジカルにしんどかったです。それはいい。

久しぶりに会った先生はテンション高い、つか気が上がってた。なんだか私はいらついた。これは一体どんな種類の治療なんだ、とつくづく思う。

なんだか怒りのエネルギーでやってたなー、私。あと、ビョーク入ってました(笑)。まじめな話、なんかビョークのイメージもつとひとりで立ちやすい感じがするというか、立ち向かいやすい。彼女ならこんなこと何でもないだろうと。

きっついメニューではあったが、なんとなく気持ちおさまらず。帰りの電車のなかで「いつもこの時間帯に出てるレッスンへ行こう」と決める。残り3,40分だけどいいですかというスタジオ受付の子に「いいです!」と言い、先生にも「とんでもない時間から来ましたね」と言われつつ出る。

はしごレッスンするつもりは(当初)なかったけれど、振りを踊って、気持ちが落ち着いた。あのまま帰らなくてよかったなと思う。

テンションにはつき合わないけど、訓練はする。

「1回目がこの勢いで、あとが心配」ってみんな言ってたけど、私は初回だからこそ、あの高さだったんじゃないかと思う。先生も今かなり「やりきった感」に満ち溢れてるだろうからなー、それにいろいろ言ってたけどみんなを置いてフルスロットルで突っ走っちゃう人でもないでしょう。

いつものレッスンが完璧、というのではなく、だからこのクラスを含め別のところにも行ったりする。どこも「自分にぴったり」なわけない。

自分がやっていることを、自分の生活のなかでどう落ち着かせていくか、自分で考えていくことなんだろう。仕事ではないからこそ、そういう自由もあるのだっけ。

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