混沌孤独

2008年3月1日 ダンスもの
3月ですがWSの続き。今日は2コマ(4時間半くらい)、でもその長さを感じなかった。

基礎が本番につながらないことがままあるから、基礎訓練のAプロと経験者対象のBプロがあまり変わらない内容につくっているのだそうだ。ただ訓練に終わる基礎は意味がないということ。

よつんばいになった状態から、時間をかけて立ち上がることを2人組になって、ひとりがリーダーになりもう一方は相手のまねをする、というワーク。動きを途中で忘れたつもりで止まって、ゆっくりプロセスを感じて大事に動く。自分の身体が「もの」になったつもりで動かす、という指示。自分が何かの機械(フォークリフトとか)になったつもりで、重たく身体を運んでみるのは新鮮だった。

相手の子がセンスよくて、いい流れでできたように思う。人のを見ていても、止まったりゆっくり動く時間って豊かで美しい、と思う。

でも、なんでもゆっくりやればいいというわけでもないように感じた。好みの問題かもしれないが、よつんばいの人が重心を上にあげて立つ、というテーマの動き以外のことに時間かけても「だれる」ように見ていて感じた。必然性が薄いということかも。

私はこのワークのキモは「ゆっくり、止まる」という「動きを抑える」ことにあると思ったのだが、なんとなくミラーリングなら何でもいいぽくなってる。先生もそれでよし、としてるみたいだけど、なんだかもにょる。

「動きまくる」時間で、今日も混沌に陥る。足りないんだろうか。ダンスっていったい何なんだ。

踊りたい人、踊れる人はいっぱいいる。自分だめに思えてくる。まるごとだめに思えてくる。お先このまんま箱の中、て感じ。今すごく寂しいきもち。この「自分だめ」になだれこむ仕組みていうのはどういう病気なんだ。

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