ワークショップDAY4(最終日)。午前練習、昼の軽いレッスンをはさんで午後練習、あっという間にショーイングの時間になる。

Mちゃんは朝、先生にむちゃくちゃダメ出しされてたとか。私には(こまい事は言われるけど)そーゆー作品づくりに関することは言ってこないので、私に言ってもだめだろうと思われてる気がなんかする。頼りないっちゅーか。私、作品を見るセンスとか、アイディアを言葉にしていく力がないもんな。Mちゃんはしっかりしてて、言い甲斐があるし、力も買ってるんだと思う。そのへんの自分のへなちょこさが悲しい。でも今回、彼女の存在にはいろんな意味でほんと助けられました。多謝。

他の人たちの作品を見て、それぞれの発想に打たれる。おもしろいなー、とか、きれいだなーとか。キャリアに関係なく、それぞれが作品として成立している。作りこみ過ぎてないのがよくて、モダン・アートを見てるみたいだった。

うち(廊下を使った作品)のは出だしポール・デルボーみたいと言われた(私もそこのところ好き)…途中、むちゃシュールな絵になるんだけど。ダメ出しされたところは詰めて、なるべくタイトな仕上がりになったのではないかと思います。それでもやはりミニマルなものというのはもっと精度上げなきゃいけなかったんじゃないか…という気はやはりする。

アフタートーク、マルチホールの片付け。人との関りにストレス、人々のまっすぐなエネルギーに負けもしたけど、人と関わることであたためてもらったり、ほぐしてもらったりも実はしていたのね、と終わって思う。ゆるゆる別れを惜しむ。Mちゃんと話す。帰りの電車の時間のせいで、打ち上げに行けなかったのは本当に残念。

この市民館意外どこへも行かなかったけれど、広くてきれいな施設を自由に使ってよいということの、なんという贅沢! 名のあるプロでもなく、地元の人ですらないのに。設計された建築家の方もいらっしゃっていて「建物は人がいないと、廃れてしまう。今回、このように使ってもらえて、建物も血の巡りがよくなった、マッサージしてもらったようなもの」と歓迎してくださり、その広い心持ちが本当にありがたい。なんでも快く自由に使わせてくださった市民館スタッフの方々にも感謝感謝。

大きなマルチホールでストレッチしたり転がったり走り回ったり、「関係者以外立ち入り禁止」のところにもずんずん入っていけたり、そして何より私には市民館のなかをどこでもぺたぺたと裸足で歩き回れたことの幸せ感。とりわけ木の床の感触は気持ちよく、裸足で歩くのが嫌な場所がないという施設でした。

刺激が多過ぎて、整理しきれないけど、豊かな体験でした。思いきって行ってよかった。ありがとうございました。

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