バスが行ってしまった。忘れ物をしたので、バス停二つ分くらい雨のなかを歩いて戻る。バスに乗ったら、クラスのアシスタント嬢と会う。彼女と話していたら、中学高校時代の友人とばったり出会う。彼女は肩までの茶髪、一部だけドレッドにし、その部分がきれいに金色に染まっていた。エスニックな感じのこぶりのピアスもしていたが、そういう格好をする人ではなかったので驚いた。彼女は私が社会人入学で大学に戻ったときに勉強の手伝いをしていた韓国人の女の子が、私が「何かあったら連絡する」と言っていたのに電話してこない、と怒っていると私に言うので、これにも驚かされる(現実にはふたりにまったく接点はないし、私はふたりとそう親しくはなかった)。彼女は私に「これ聴いてみ」と言ってiPodみたいなプレーヤーを渡す。Telexとかいうバンドでプラチナブロンドの女がおののいている顔がジャケット。あまりピンとこないエレクトロニカだった。彼女と話していたら、降りる駅を通り過ぎ、次の終点まで行ってしまう。「昨秋(本当は“木へんに昨”の字)」という駅で降りて、ある大学の美術館に行く予定だった。私は手に持っていた「アートガイド」みたいな小冊子を開いて、地図を探している。
朝、起きるときえたい気持ち、そんで一日中、きえたい気持ちというのが続いていて、これは医療ではどうにもならないと感じている。自分でなんとかしなければならないが、自分にその力がないと感じている。そういう自分がダメだと思う。ばかだと思う。自分が自分であることが苦しい。生きてることに意味が感じられない。デッドエンド。セラピー犬に添い寝してもらって寝たい。
朝、起きるときえたい気持ち、そんで一日中、きえたい気持ちというのが続いていて、これは医療ではどうにもならないと感じている。自分でなんとかしなければならないが、自分にその力がないと感じている。そういう自分がダメだと思う。ばかだと思う。自分が自分であることが苦しい。生きてることに意味が感じられない。デッドエンド。セラピー犬に添い寝してもらって寝たい。
コメント