舞台を観て「うーん…」となってしまったピーピング・トムのWS。ベルギーのカンパニーなので、フランス語進行、通訳さんがつきます。2部構成で、前半を歌手の女性が受け持つ。あまり動かず、息を吐いたり、歌を歌って(ハミングみたいなもの)それに感情をこめたり…といった内容で、私はまったくのれなかった。息を吐くとか、声を出すとか、さらに感情をこめるということ自体が苦しくてできず、やったふりをしていただけ。帰りたかったです。

2時間の休憩(その半分でいいのに)をはさんで、後半がダンサー・振付家のレッスン。時間をとってアップしたあとは、楽しく踊りながら表情は悲しく、あるいは身体の具合悪そうな動きをしつつ笑顔、あるいは踊りながら笑顔、泣き顔、さらに咳き込みつつ最後は倒れる、というワーク。表情をつけると動きが制限される、とわかりました。別に動きはフリーでいいんだけど、妙にツカレル。踊っている最中にペアの相手にくすぐられ、その表情は笑っても泣いてもなんでもいい、というワーク(こういうのいったい何に使うんだろう…)。さらにまた2列になって、それぞれが前に出てセリフ(なんでもいい)を言う。次第に時間をかけて、ストーリーぽくなるように言うというもの。ここのカンパニーはやっぱドラマ志向なんだろうか。後半まぁ面白かったけれど、WSで自分は感情を扱いたくはないんだなと思った。これは「一般コース」だったんだけど、「ダンス経験者」コースに行った友人の話を聞いたら、そちらのほうがもっと動き中心でやっていたそう。申込のときに舞台経験を書く欄があり、敷居高く感じてやめてしまったが、思い切ってそっちにしといたほうがよかったみたい。

↑の前に実家で母と話す。昔っからそうなのだが、私が聞いてもらいたい自分の話をすると、いつのまにか(というか、即)それを聞いて自分がどう(辛く)感じるか、親としての責任はどうすればいいのかetcという母の気持ちの話になる。なもんで、私は「話を聞いてもらった」気になれず、母は「聞いてあげてるじゃない!」となる。エンドレスだ。なんで私にばかり返す?他にも家族はいるのにさ。

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