空気がうすい

・ここでは集中できたのに、集中できない。少なくとも、今はそうだ。

・（自分のつくった短い動きに、人の振りをもらって足す）若いダンサーの子が自分の振りをもらいにきてくれて、嬉しかった。自分が表そうとした質感とはまるで違うのに、彼女の振りとしっくり合わさっているのが不思議。すごい。何より自分の動きを人がしてくれる、というのが新鮮。「こんなものでよろしいんでしょうか」なものをもらってくれるって、なんだかちょっと晴れがましいというか。

・みんなすごくいいと思う。私はいいとこなし。なんだか落ち着かないし、緊張した。言われたこと、あんまり頭に入らず。というか、こういうワークなのでしょうがないけど、まだ出だしなのにあれこれ言われたくない、と実は思った。10秒だけ見て、私らしい、ってどういうこと。

・「負けない」と思っても、実は負けてる。ここで平安が得られないと、けっこうやばい感じになってしまう。今日は部屋の空気が薄い感じがした。呼吸が浅い。苦しいです。つらい。

・頭でどうしようもできない。安らげる場所がなさ過ぎる。休める場所で休みたい。静かな落ち着いた場所で踊りたい。

・誰も助けてくれないし、守ってもくれない、っていうのはわかっている。どうしてここにいるのかわからない。しんじゃいたいです。