・クラス前の時間つぶしに入った本屋で衝動買いした本。(1)「闘うバレエ」(文春文庫)(2)「日本のヒップホップ 文化グローバリゼーションの<現場>」(イアン・コンドリー著;なんで外人(MITの教授)&なんでNTT出版から?)(3)「芸術新潮」(トーヴェ・ヤンソン特集)

まだ読んでない本たちがおうちにかなりありますよ、なのだがせめてこういうことで自分の生活環境に穴を開けられるもんなら開けたいきもち。

・今日は人が多い。緊張する。

・「壁があるつもりで」とか「空間にパイプがあってそれをよけたりくぐったりするつもりで」4人で動く…というやつ、私はこういう、マイムの技法を使ったここ独特のワークがかねてより苦手で固まっていた。

自分がするのが難儀でも、人のを見ているとこれはすごく面白い。見ていたら、「あ、これってグループ・インプロ」と思った。そしたら開けた。

いつもこの手のやつは、「ひとりで宿題をやらなければ」と根を詰めるほうへ走り、自爆しがち。グループ・インプロ→「まずまわりを見る」。お題の追求はさておき(するけど)、人を見ることにしたら、動きのきっかけやつくり方が自分で格段にわかりやすくなった。これはすごいです。

私たちのグループ、よかったらしい。関係がきれいにでてたとか。人を見て、使う、借りることにすると、自分の負担が減るし、なにより楽しい。

「マイムの…」と思うだけで沈没(できないから)、楽しむどころではなかったので、これは重ねてすごい。グループ・インプロって私にとってよっぽど大いなるヨロコビらしい。

・私はマイムも、そもそもコンテンポラリー・ダンスもきちんと教わったわけではないし、ここで教わっていることは難しく、その違和感ある体験を自分ではじいてしまうことがある。でも、

こんこんと教えてもらっていながら、それまで自分になじまなかったことが、ある瞬間にすっと通る。これはとても爽快だ。

それまでに伝えられていながら「島」になっていた情報にひもが通されて、つながる、使えるようになる。

あるいは、

ずっと理解できなかった(なんらかの理由で自分のフィルターを通らない)ことが、あるきっかけで自分の語彙に落ちる、自分の「辞書」の言葉にマッチする。そういう体験を今日はした。

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