ていうテーマのワークショップ。ダンスと音楽のコンフリクト、てなところに興味があるので出てみました。講師はボイス・パフォーマンスなどもする音楽家(ボイスチェンジャーが仕込まれたシャツ!みたいなのをもってきてた)。彼は「ダンスの音楽ってキライ」と言う。「音楽にはさまざまな要素があるのにそれを見ていないかのような使い方をしている。ダンスにそもそも音楽って必要ないのでは」と。彼の言うほど私は聴きこんでないけど、私もダンスにおける音楽の使われ方って「ダンスのために音楽をもってきている」だけで、必然性が薄い感じが気になっていた。ダンス⇔音楽のあいだにコミュニケーションがないのはつまらない。私はそもそも動きの動機が音楽にある質。音はめでなくても、もっと音楽と組む感じにしたい、この曲でこのダンス、みたいにしたいなと思っているのですが。

音楽の「対位法」をダンスに置き換えるとどうなるか。主旋律と、その倍速(早)、2分の1速(遅)、リバース。音楽に合わせる/はずす/無視する/邪魔する。「ダンスに音楽いらないんじゃない=ダンスが音楽になればいい」。それはそうで、かくありたいと思うのですがそれを即興で再現するのは容易じゃないよ。10秒くらいで動きをスイッチしていく。そのまま人の動きをとらないで、距離をおくとか。1回では消化しきれない感あり。

参加者は3人。古いダンス友と、各所でお名前と顔は知っている方と私、という超こじんまりーなWS。それにアシスタントの方が入る。つまりひたすらインプロで半日。ショーイングもあって、数人の方がわざわざ見に来てくださっていた。演出家だという外国人の女性が、あとでえんえん講師と話していたけどどうだったんだろう。頭と身体使って疲れたー。くたびれてアイスクリーム食べて帰る。

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