セッションハウスのレジデンス・アーティストたちによる作品集。

●遠田誠
まことクラヴでなくWS参加者出演の作品。遠田氏は公演の予告チラシで「男にはバカがあるが、女にはエロがある」と書いていたけど、結局エロにはしなかったわけね。「ヒップホップ大図鑑」みたいなのは上手くないところがいいのだろうか。ダンサーが次から次へと「特技」を繰り出すところがおかしいといえばおかしいけど、「ダンスを見た」という感じはしない。身体をつかって空間動かす、とかそういうダイナミズムには欠ける。

次の作品でも思ったけれど、男性のほうが女性よりもダンスの作品ってつくりやすい(親和性がある)のではないだろうか。男性と女性、それぞれのダンスというものに対する距離を考えるに、女性のほうが厄介であるような気がする。

●星三っつ(三浦宏之+星加昌紀)
金髪男2人のけっして離れない(笑)コンタクトインプロ。なんともいえない雰囲気でちょっとまったりだな、と思った頃に展開、後半のフリーキーなノイズに合わせたユニゾンはかなり好み。こういう音にこういうダンス、いい。男は筋力あっていいなぁ。これはフル・バージョンで見てみたいと思う。かれらが作中、アイスクリームを食べていて、私も食べたくなりました。

●鹿島聖子
女性3人の(コンタクト)インプロ。踊り手として永井美里が圧倒的によかった。彼女の集中、しなやかさと強さに目が行く。全体にもっと芯が通った感じだとよかった。エスニック風味の音楽(生演奏)はマニャン(ミウラ1号、ソウマヒカリ)。とてもよかった。CD買ってみた。

●JACKI JOBB
アフリカ・ケープタウン出身のダンサー。アスリートのような筋肉、すらりと長い手足の魅力的な身体つき。が、どことなく硬いというか、エネルギーが外に放たれていない印象もある。音はCDだった(まったく違う使い方だけど、星三っつと偶然にもかぶっていた)が、彼女は生演奏のほうがよさが出る人かもしれない。

今日は暑かったし、夏に着そびれたサマードレス(デコルテと背中がぐっとあいているもの)+ジーンズで行ったら、知り合いの子に「フランス人みたい」とか言われて嬉しかった。外国の人は年齢・体型関係なくキャミソール着たり、肌を出す着こなしをするけど、私もそういうふうにしていたいのです。

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