私は地の利で得をしているが、ダンスのWSやレッスンには、遠方から来られる人もいて頭が下がる。たまには私も(やや)遠出するのだ。こないだ公演で目をつけたNさんのWSへ。Nさんカワイー。内容はスイングリリースのテクニックで、単発でなくじっくり教わりたいなと思った。次は日曜。

一足早めに出て、クリシュトーフWS(最終日)へ。当初は初めのコマを休むつもりだったが、あまりにいいWSなので惜しくて遅刻しても出る。インプロは互いの行動にリアクションしあう、というルール。面白かった。自分を開くのは苦手ですが、「私はこれ」みたいにダンスの定位置を決めないで、その都度いろいろやってみたらいいんじゃないかとふと思いました。「私はこれ」っていうのは、キャラを決めてしまうというか…見ているとダンスするときいつも決まったモードに入る人がいて、そういうのはどうなんだろう、いいのかもしれないけど、私はそういう構えみたいなものは極力ないほうがいいような気がしている。ダンスの定位置を決めない…個人的にはこれ大事。

2コマ目(この時点で既にくたくた…)は、初日に教わったレパートリーに後半部分をつけてやってみる。やっぱり繊細で、すごく素敵な振り。3人ずつやってみたが、どのグループもよかったと思う。しみじみ。作品をサイトの動画で見たときは激しい印象のほうが強かったが、教わってエッセンスを知り、また観た人の話を聞くと、公演を観ておけばよかった悔やまれる。たぶん好きな感じだっただろうなぁ…。

その後、アップテンポな振り、そして最後に一人ずつ振りを出して(2周)それを全部つなげたものをグループごとにやってみる、というワーク。各自が出した振りを即座にレコードでき、さらに彼がやるといい感じのダンスに仕上がっていくのがすごい。面白かったー。

外国人の講師によるWSでしたが、その繊細なセンスのせいかとても親しみやすく感じた。それはハンガリーというお国柄なのか、彼の人柄なのか、どっちもなのかな。若いのにこの落ち着きと気配りは素晴らしい(今日も彼は大野一雄について熱く語っていた)。東欧の超・踊れるプリンスにやられた人多数、と思われます。再来日が待たれます。ためになりかつ楽しく、しかも余韻が残るワークショップでした。

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