まだ底がある

2010年2月10日 音楽
マッシヴ・アタックは「暗くて重いが確実にグルーヴがある」稀有なユニット。7年ぶりの新作はやはりかれら「らしい」音だが何かが足りない。かつての作品に比べると緊張感に欠ける、というのが一聴した印象。重いところは同じでも、そういう、突き詰めて突き詰めて、ギリギリのところに立ってる感じがないのは、かれららしさのもっとも大事な部分を欠いている気がする。アマゾンで誰かが書いていたけど、ゲストも多い割に飛びぬけた個性がないような。個人的には「トリッキーは音は悪くないけどヴォーカルが弱い」と思っていたその人を連れてこられてもねぇ」。いわゆるキラー・チューンがあればよかった。ボーナス・トラック(坂本龍一×高橋幸宏remix)は案外イイ。ひき続き聴いてみますけれども、うーん…。

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