派遣サバイバル

2010年4月9日
昨日コルクボードをクラスに持っていったら「クリエイション(作品)ですか?」と先生に訊かれた。そうならいいんですけどねー。

ハイチに帰ってきてもうすぐ終業というとき荷物が届く。Lの案件用に頼んだ備品の数々で問題はレターケース引き出し5段(幅278×奥行335×高さ260mm)だ。A4の書類を机上で整理するあれだけど、これまた思ってたより大きい。なんかまたブラックに笑えるうえお腹の底がひきつれる。Lは帰ってこないし、つまり持って帰るの私しかいないですね。

こういうくっだらなさこそ仕事の醍醐味だ!客先事情で送るのはめんどいし時間がかかる。紙でくるんで昨日コルクボードを運ぶのにつかったひもをとっておいたので(偉い)それでしばってプラスチックの持ち手もつける。4段重ね特大重箱か、というサイズ。

大荷物を持ち歩くのは慣れている。そのこと自体よりも気持ちが冷えるのはまわりが見て見ぬふりすることだ(Lは大荷物を家まで持って歩いて帰って翌朝、直行すること、がどういうことだか想像できない)。心配して声かけてくれたのは総務の元締めCさんだけ。「最寄り駅のLOFTで買ったら(品揃え少ないんです)」とか会社で注文する以外の選択肢をいろいろ言ってくれた。

「あいつらやってもらって当然と思ってるから」と彼女は言う。やるのはいい。そういう態度が心底イヤだしやる気が失せる。何様よ?派遣は女中じゃない。

前から言ってるけどてめーのやりたいことだけやるんじゃないっつの。やりたくないこと人にやらせるんならそこまで全体考えて指示しろっつの。で言いっばなしでなくちゃんと見届けろ。

バイトとか派遣は情熱で働いているわけじゃないですから。雇用関係の基本をみたすのが先、と私は思います。人によってはそれから情熱がついてくるかもしれない。

部のみなさんは政治的な「部の飲み会」に行ってしまったので、ラップしながら私だけ残る。この会社の社員は頭いい人ごろごろしてるけど、なんかそういう情とか常識を欠いたまま「優秀」なので奇妙にちぐはぐだ。お坊ちゃんなんだな。重い荷物を持ってるあいだに私は成長するよ。

「挨拶に来い」とか思っていたら午後、新任の派遣営業氏が来訪。メールの返事は遅いし、返信なかったりさえするのでてっきり若造と思っていたら、私より年上のもぐもぐした草食動物みたいな人だった。挨拶だけで帰ろうとするのでひきとめて孤立無援っぷりと現状を話す。「それは(前任者から)聞いてた話と違いますね」と新(は)氏。だから無法地帯で戦国時代なんだってば。気を抜くな!

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