仮にも英語関連の仕事をしていながら、前世紀の英検で無理やりひっぱってきた私。ですが天下のTOEICをようやく受けてみる。

リスニングのパート2は質問・答とも書かれておらず、例えば「午後の会議はどこでやるんだっけ?」(なんとなくこういうノリという程度の例:英文)という問いに対して3択で「1階奥の会議室です」(英文)という質問と対になるような答を選んでいくもの。←な程度ならわかりやすいが、だんだん「今日のプレゼン誰がやるの?」に対して「プレゼントは父からです/ジョーンズ氏は多忙です/誰だったか忘れた」というセットのなかから選ぶ(この場合、答は3番目。これも私が適当につくった例なので、あくまで「こんな感じ」という参考です)というようなヒネリがかかってくる。こんなの聞き続けていると、頭が飽和してくる。

パート3、4と進むと確かに設問を先読みしてかないと理解しきれない。情報処理が間に合わない。慌しさが加速してくると、なんかこのあたりから軽く絶望(「うわん、もう無理」という)がすり寄ってきて、それとの闘い(「がんばれ、自分」という)…てなスリルとサスペンス(笑)。冗談でなくやはりこの時間だけは、気合入れないと2時間完走できないです。

TOEICは全体の流れもそうだが、パート内でも序破急があるように感じる。最初はやさしいと思っても、次第にジェットコースターでじりじりと上っていくかのような展開になってる。「音楽的」なつくりなのにはちょっと感心した。

通しで問題を解いてみると(つまり試験勉強らしいものはついにしなかったのだが)、「話されていることを理解する」「書かれていることを理解する」、すなわちある言語(ここでは英語)の総合的な能力を測るというよりは、「理解力」を測る、独特のメソッドの試験と感じた。Aと表現されていることは、つまりどういうことなのか。Aを言い換えるならばどういう表現が可能か。変に枝葉末節をたずねるのでなく、「コミュニケーション・ツールとしての英語」の使い方を合理的に測るというか…うまく言えないけど、思っていたよりその発想はなんというか知的に面白かったです。

夜、通し。うちの作品で扱いを決めないまま小道具がやたらと増えていくのが気になってしょうがない。私だけ?今日も落ちたり、取り落としたりしていた。自分の振りで小道具まわりのダメ出しされたけど、そもそもそのメインの小道具をこの期に及んで用意してないんだから、扱い方も決められないではないか(怒)。

なんでやらないんだろう、こういうことを。理解できない。若い子はちゃんと素直に聞いてて偉いなと思う。私はこのゆるさにいら立ってるけど、人のせいにしてもしょうがないので、やらねば…。こういうことがしっかり決まってないので、集中できないんじゃないか。23時まで。

外付けHDDを買ったということはもう空きがないからで、苦肉の策でクイックタイムを削ったらそれがないとアイチューンズが開けない、ということに帰ってから気づいてしょっく。それでアンインストール&再インストール。なかなか早く寝れない。

コメント

椿美
2010年7月26日21:29

”変に枝葉末節をたずねるのでなく”という感想は、とても素晴らしいですね。そのとおりだと思います。
”夜、通し”? 私ならとてもそんな元気はありません^^;

↑のコメント、手が滑りました。お手数ですが削除して下さいませ☆

Suica
2010年7月27日2:05

The Test of English for International Communication って、なるほどその略なんですね。受験前は昨今あまりにもてはやされているので、懐疑的でもあったのですが、これはこれでよく考えられているものだと感心しました。

とはいえTOEIC通の知人によると、「1回目はスコアが出ないから是非またチャレンジを」とのことですが、当分はご遠慮したいですね(笑)。

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