ダンス友のソロ作品を観に行く。自分も昨年、作品を出させて頂いたこの枠は誰にでも門戸が開かれているリーズナブルでありがたい企画。チケット代こそ昨夜の半分以下なのに、面白さは倍以上、と思ったよ。

友人のも出がよかったし、構成もタイトになってた。他の参加者も面白い方々がいろいろ。教わったことのある有名コンテダンサーも作品を出していて(彼ほどの知名度、キャリアのある人がなんで?と正直思う)、なんというか「うつくしい」線ではあったけれども、新人がそれぞれキャラ炸裂してるなか正統派過ぎるというか、私にはつまんなかった(あるダンス友は「良かった」と言ってた)。

トリの女性ダンサーが不思議な落ち着きと存在感をたたえていて惹かれた。振り数も少なく、ほとんど「つくりこんだ」感じがないくらいなのだが、シンプルな動きとどちらかというと重量感のあるくらいの彼女の身体がしっくりしていて、説得力があった。

よい意味で「巫女」ぽいというか、本人の「意志」でつくったのでなく「動かされている(踊らされている)」かのようなダンス。訓練でそういうふうに見せているのだろうか?ちょっと羨ましい資質だった。珍しいタイプだと思う。後半のスーフィーみたいなダンスも彼女に合っていたし、その振りにシンプルな衣装がとても効果的だった。いろんな人がいるものだなぁ…。

出演の友人、観に来ていたダンス友たち、それぞれ成長めざましい、と見たり話したりして思う。そんな私は腹立たしくも頭のどっかで失業と失業保険がどうしても気にかかるのだった。

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