祝リベンジ・ショーイング
2011年7月5日 ダンスもの無事終了しました。あっというまの濃い1週間、そして本番はいつも思うけどナノセカンドで終わる。
近くのコミセンに訊いたら「スタジオ」(鏡もあり防音、という素晴らしい部屋なのだが地元の施設利用の申込方法が超アナログかつ不親切〔予約はできず、その日に空いている部屋があれば、直接施設に行って申し込まねばならない、とか〕なのでふだん自分は使ってない)が借りられてちょっと練習、夕方ホールに行ってリハ。今回は通常の公演ではないので会場でのリハはほとんどできず、ほぼぶっつけ本番。
自分がやりがちなパターンとして「ゲネでピークを迎えてしまう」というのがありますが、今回は本番(間違えたりー、人とぶつかったりー、ということもありましたが)思いっきりやれたんじゃないでしょうか。本番は力がみなぎる、というか、やっぱり特別だし観て頂けるのは至福です。みんなも楽しそうだったから、それぞれいいとこ見せたのでは。
指導はヨーロッパ拠点の日本人ダンサーで、今日は初めて彼女のソロ観たけど身体のコントロールが超絶凄いっ。アラベスクのまんま余裕でいろんなことできてしまうんじゃないかという(稚拙な表現ですいません)。しかも黒髪のエキゾチックな美貌、背中出しのセクシーな黒ドレスで踊られた日にゃ欧州男子イチコロでしょう。
美人でオーラのある人なのだが、性格はいたってフレンドリー。「踊れない子は放置」という方針の器ちっさい人もいますが、彼女はみんなをよく見ていて、それぞれの個性を上手に引き出していた。(「みなさんキャラ濃いですね」とお客様から言われたそうですが、もともと濃いわけじゃなくそう乗せられたのです)。
私はリハ途中で「アフリカンダンスで舞台を横切って!」というオーダーをもらう。アフリカンなんてやったこともないです。ですのでYouTubeで適当に拾ってsomething like African danceをつくってみる(アフリカンダンサーさんすみません、ホンモノはもっといけてるはず)。そしたらその翌日、もう一人の女子と「アフリカンでデュオ(?)やって。声も欲しいなー。トライバルな感じでなんかしゃべってて」というお達しが。相手の彼女が凄くいいキャラで笑わずにやるのが大変だった。
無茶なオーダーをもらったのは私だけでなく、みんなそれまでやったことないようなことやっていたと思うけど、「そんなのできません」ていう人はなく果敢に挑戦してて(なんとなくこういうのは女子のほうがためらいがない気がする)、かなりコミカルではっちゃけた舞台になってたんではないでしょうか(一応コンテ)。
3月のWS時に半分くらいできていたとはいえ、あれからあまりに多くのことが変わってしまったし、このショーイング実現するのかなと思っていたけど、かえってあの特殊な時期を共有したから結束固くなったのかもしれない。踊れる人アリ歌える人アリ演技もできる人アリ、なおかつ現実的でしっかりした女子(すぐさま稽古場をとる、尺を測る、先生のプレゼントを買うとか)ばかりでお世話になりっぱなしでした。みなさん素晴らしい。こういうふうにいつもの稽古場で会う人たちだけでなく、別の環境でいろんな経験をしている人たちと一緒にインテンシブに作品づくりをする機会って新鮮だし勉強になる(へなちょこな自分としては、比べて凹んだりもするですけれども)。
今回は(思っていたよりも)アクティングの要素(たとえば言葉を言いながら、変てこりんな-クリエイティブな手話してみたり)も多く、身体を使ってなんでもありだったけれども、私はこういう方向性も大いに好き。今日みたいなのはそれこそ飲み食いしながら気楽に見てもらえたりするといいと思う。(逆に言うと「ダンスのみ」でひっぱってくのはハードルがますます上がってる気はする)。ふだんダンスを見ない方にも楽しんでもらえるならばそれはすごくいいこと。やってみたら好きになってきたので、ホンモノのcoolなアフリカンダンス習いに行こうっと。楽しく、よい体験をさせてもらいました。ありがとうございましたっ。アン・ドゥ・トロロ。
近くのコミセンに訊いたら「スタジオ」(鏡もあり防音、という素晴らしい部屋なのだが地元の施設利用の申込方法が超アナログかつ不親切〔予約はできず、その日に空いている部屋があれば、直接施設に行って申し込まねばならない、とか〕なのでふだん自分は使ってない)が借りられてちょっと練習、夕方ホールに行ってリハ。今回は通常の公演ではないので会場でのリハはほとんどできず、ほぼぶっつけ本番。
自分がやりがちなパターンとして「ゲネでピークを迎えてしまう」というのがありますが、今回は本番(間違えたりー、人とぶつかったりー、ということもありましたが)思いっきりやれたんじゃないでしょうか。本番は力がみなぎる、というか、やっぱり特別だし観て頂けるのは至福です。みんなも楽しそうだったから、それぞれいいとこ見せたのでは。
指導はヨーロッパ拠点の日本人ダンサーで、今日は初めて彼女のソロ観たけど身体のコントロールが超絶凄いっ。アラベスクのまんま余裕でいろんなことできてしまうんじゃないかという(稚拙な表現ですいません)。しかも黒髪のエキゾチックな美貌、背中出しのセクシーな黒ドレスで踊られた日にゃ欧州男子イチコロでしょう。
美人でオーラのある人なのだが、性格はいたってフレンドリー。「踊れない子は放置」という方針の器ちっさい人もいますが、彼女はみんなをよく見ていて、それぞれの個性を上手に引き出していた。(「みなさんキャラ濃いですね」とお客様から言われたそうですが、もともと濃いわけじゃなくそう乗せられたのです)。
私はリハ途中で「アフリカンダンスで舞台を横切って!」というオーダーをもらう。アフリカンなんてやったこともないです。ですのでYouTubeで適当に拾ってsomething like African danceをつくってみる(アフリカンダンサーさんすみません、ホンモノはもっといけてるはず)。そしたらその翌日、もう一人の女子と「アフリカンでデュオ(?)やって。声も欲しいなー。トライバルな感じでなんかしゃべってて」というお達しが。相手の彼女が凄くいいキャラで笑わずにやるのが大変だった。
無茶なオーダーをもらったのは私だけでなく、みんなそれまでやったことないようなことやっていたと思うけど、「そんなのできません」ていう人はなく果敢に挑戦してて(なんとなくこういうのは女子のほうがためらいがない気がする)、かなりコミカルではっちゃけた舞台になってたんではないでしょうか(一応コンテ)。
3月のWS時に半分くらいできていたとはいえ、あれからあまりに多くのことが変わってしまったし、このショーイング実現するのかなと思っていたけど、かえってあの特殊な時期を共有したから結束固くなったのかもしれない。踊れる人アリ歌える人アリ演技もできる人アリ、なおかつ現実的でしっかりした女子(すぐさま稽古場をとる、尺を測る、先生のプレゼントを買うとか)ばかりでお世話になりっぱなしでした。みなさん素晴らしい。こういうふうにいつもの稽古場で会う人たちだけでなく、別の環境でいろんな経験をしている人たちと一緒にインテンシブに作品づくりをする機会って新鮮だし勉強になる(へなちょこな自分としては、比べて凹んだりもするですけれども)。
今回は(思っていたよりも)アクティングの要素(たとえば言葉を言いながら、変てこりんな-クリエイティブな手話してみたり)も多く、身体を使ってなんでもありだったけれども、私はこういう方向性も大いに好き。今日みたいなのはそれこそ飲み食いしながら気楽に見てもらえたりするといいと思う。(逆に言うと「ダンスのみ」でひっぱってくのはハードルがますます上がってる気はする)。ふだんダンスを見ない方にも楽しんでもらえるならばそれはすごくいいこと。やってみたら好きになってきたので、ホンモノのcoolなアフリカンダンス習いに行こうっと。楽しく、よい体験をさせてもらいました。ありがとうございましたっ。アン・ドゥ・トロロ。
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