動詞ができてた

2011年7月18日
ケーブルTVで刑事ものをなにげに観てたら、字幕が「弁護士を呼べ、だって(とか何とか)」に対してセリフが"She’s lawyering up"になっていた。

下記のサイト様(1)に詳しいが、"lawyer up":
lawyer up : to stop answering questions during a police interrogation and request a lawyer.
「警察の取り調べの間、質問に答えるのをやめ、弁護士を要求すること」だそう(弁護士が来るまで話さない、といういかにもアメリカンな状況)。

他にもウィキでは
(chiefly US, intransitive, informal) To exercise one’s right to legal representation, especially on the occasion of refusing to answer law-enforcement officials’ questions without the presence of such legal representation.
として動詞の語義が出ていた。

初出がいつなのか調べた範囲ではわからないが、(1)のサイトの引用元(2)ではポストが2000年代、ということは新語なんでしょうか?手持ちの電子辞書類には載っていなかった。

日本語でも英語でも言葉は死んだり生まれたり日々している。ただ、これ(lawyer up)が日本でいう警察用語(デカ、とかハジキとかそういうやつ)的なニュアンスなのかどうかまではわからないので、使わないほうが無難かも自分。というか使う機会もないけれど。でもすごくわかりやすい用法だと思う(名詞の動詞化)。(特に英語の)口語における表現や文法というのは短く、シンプルな方向へつき進むものなのだろうか、というのが私の目下の関心ではある。

参考:
(1)http://blogs.dion.ne.jp/friends_english/archives/2011-04-1.html
(2)http://www.urbandictionary.com/define.php?term=lawyer%20up&defid=1426472
(3)http://en.wiktionary.org/wiki/lawyer_up

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