BMレッスン行ったあと、友人たちの作品発表を観に行く。昨年、自分も機会を頂いた枠。彼女たちの作品はそれぞれ身体(動き)がきれいだったり、シンプルなつくりながらアイディアが光っていたり、その人らしさがよく出ていたり、素敵だった。

友人たち以外の作品について思ったのは―これ前にも書いた気がするけれどー作り手側の感じ方と観客側のそれはかなり異なる、ということ。

早い話が、観ていて全体に「盛り込み過ぎ」な気がした。音、振り、演技、衣装、美術、人数…といった構成要素を足し上げた全体として過剰になってしまう。

足せば足すほど大きくなる、のではなくエネルギーとしては弱くなるように感じる。

気持ちはわかる。無音とか、いわゆる「ダンス」でない、何もしていないかのような時間をつくりたくない、とか、あれもこれもしたくなる気持ちはわかる。

たぶん削ぎ落とすほうが勇気が要る。それでも「隙(すき)」というか「行間」を入れたほうがいいのだろうし、説明要素を入れ過ぎないほうがいい(特に音を説明的に使うのはよくない)。作り手が思うより作りこまないほうが、観る人をひきこむのではないだろうか。構成要素が多すぎてはだめ、重すぎる時間(≠充実)にしてはいけないのだと思う。

会場で偶然、クラス友に再会。帰りに居酒屋で今日のダンスの話とかマニアックに楽しく過ごす。今週は飲みが多い。

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