月曜に教わってる先生の主宰スタジオ公演へ行く。純粋にダンスが楽しめる作品。サービス精神旺盛で、コンテンポラリーダンスでは珍しいことだと思う。

音も照明も良し、言うことなし。難があるとすればセンスが良すぎるというか、そつがなさ過ぎることかな。こちらの先生は私からすれば、やはり「キレイ系」。それを極めるのも大変なことだけど、つまりは「想定の範囲内」なので、個人的にはもちっと逸脱というか破綻があると面白かろう…と思う。それは作品テーマの「愛」(なんだそうだ)についても言える。その辺がエンターテインメントとして見極めが難しいところか。

一瞬、地明かりだけの何もない舞台を見せるシーンがあって、それがなんだか新鮮だった。こういうことあまりやらないし。妙な小芝居とかがないのはありがたいことだけど、とにかく「ダンス」で攻めてくるので、だからかな。これも個人的な志向だけど、ダンスでないムーブメントがあってもよかったかも。

主宰の先生のソロもよかったが、主役の女性ダンサー(ゲスト)がひたすら後ろ向きで見せるソロが圧巻だった。後ろ向きでもいい女、って凄い。人数多いのにダンサーの出入りやフォーメーションも凝っていた。

レッスン生がゲストダンサーと同じシーンに出演していて、難しいことなのに違和感なくこなしていたのはみなさん頑張ったんだなーと思った。

で、いろいろ言ってる私ですが、資質としては身体で表現するのにほんと向いてないことばっかり。根っからチキン、間違えるのがこわい、人と関わるの苦手、運動神経ニブイ、覚えが悪い、性格も明るくない、自分の顔きらいというか自分見たくない。つくづく向いてない。でもやめようとは思わない。嬉しいことよりへこむことのほうがよっぽど多いよ。それでもこれは続けようと思う。

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