相手を見ずとも「なんとなく」即興デュオ/トリオってできてしまう人は多い。が、相手から自分に向かって渡されたものを返す、というプロセスを踏んだ即興と「なんとなく」流れてるけど己の力のみでやってるのとでは全然ちがーう。

グループ・インプロなのにその場でつくらず、自分のあらかじめソロになってるのはつまらない。この場合、コミュニケーションはまず「相手を見る」ということだが、やはり見ないで、気配だけでやってしまいがち。しっかり相手を見ると、その場で交流したがゆえのムーブメントが生まれるからやはり質が深いし、予想外の展開が起きて面白いものになる。

ガン見するのは「よくない」とか「おしゃれじゃない」気がしてちゃんと見なかったりしますが、それだといくら上辺で素敵っぽく見えても人とやってる意味がないものね。発展性がない。ちょっとくらいまったりしたとしても、ベーシックにしっかり相手を見ようと思いました。こういうシンプルなことは深いし、やっぱり自由で楽しいね。

先生から「身体の緊張がとれたね」と驚いたように言われた。それはまだまだ永遠の課題ではあるけど「あ、平常心でやってる」と思った。今は(というか今日は?)前ほどフォーカスを狭めていないような。「変わった」と言われふと思ったのは「練習の成果」「積み上げ」というより、「地震のあといろいろあった」ということだった。実家の引越しは「家の消失」。目に見えるダメージを受けたわけではないけれど、言い古された感のある言葉を借りれば、地震や諸々ののいろいろによって「自分のなかで何かが確実に変わり、それは今後に影響する」と思う。

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